いよいよ完成!最後の音作り♪

カバーアルバムがいよいよ完成します。

 

昨日は9曲が完成して、残り4曲。

 

正直、「卒業写真」が初回盤限定というのが、もったいないと思ってしまったり、

ああ、そのエンディングフェイドアウトしてしまうの!?

っと、もったいないおばけが惜しがったり(笑)

本当に、これ柴田淳なの?って可愛過ぎたり(笑)

そしてなにより、音の中でのボーカルの音の置き場がとても良かったり。

今回のエンジニア、中林氏との相性の良さに、感動しております。

 

中林氏と話をしたのですが、やはり歌入れの時から一緒にやってもらっているので、

歌のテイクの性質を分かった上でミックスしているからかもね!という結論に。

 

ミックスは、私には実はとても憂鬱な作業だったりします。

アレンジャーやエンジニアと、意見が合わなかった時の険悪なムードといったらないです。

センスの問題、好みの問題だったりも、するからです。

そしてどんなに良く歌えていても、録音出来ていても、最後の仕上げ加工で、

まったく違う音に聞こえてしまうので、妥協は出来ません。

いかに客観的に聴くか。

重箱の隅をつっつくように聴くと、聞こえなくなり、

流し聞きしていると聞こえてくる雑音や、音程の悪さ、楽器が歌を邪魔している瞬間。

見えてくるんです。

だからファーストインプレッションというのはものすごく大事で、

変だ!と思って何度も聴いてると変でなくなってしまったりするんです。

意識が構えてしまうので。

 

全部出来る人、いや、気になる人というのはなかなかいません。

歌が歌えても、どう聴かせればより歌が引き立つのかまではわかりません。

ただ単に音量を上げればいいってもんじゃないことをわからなかったり。

アレンジが出来ても、ミックス出来る訳じゃありません。

ミックス出来ても、自分とアプローチの仕方が同じな訳じゃありません。

 

ミックスは、ミックスのプロの感性といかに対峙するか。

一番聴かせたいものはボーカル。

そして、声と言う「音」が聞こえるんじゃ無くて、

「言葉」としてちゃんと聞こえてくるか。

それをいつも神経研ぎすまして聴いてお願いしています。

 

大抵が、声を楽器の一つと捉えられてしまうことが多く、

声は聞こえますが、言葉が聞こえてこない。ということを一生懸命伝えます。

言葉の中の文字の間から、楽器が突き抜けてきた瞬間、

それは言葉ではなく音として分割されてしまう。

それを見分けるには、凝視するように聴くんじゃなくて、さらっと聴くこと。

私が一生懸命してるのは、さらっと聞くことです。

自分の声である分、自分の声に集中しがちです。そしてボーカルが主役ですからなおさら。

 

でもどんなにボーカルの音量を上げても聞こえてこない事があります。

音量の問題じゃないんですね。

 

ダメな時は、聞こえないから、

言葉を一生懸命繋げて聞こうと、声を見失わないように必死で聞いてたりします。

そんなんじゃだめです。

 

なんの意識もせず、歌が来た!ってぞくっとさせなきゃいけない。

その感動が私はいつも欲しくなる。

 

こればかりは、みなさんプロフェッショナルです。

あとは、自分のセンス・感性に合うかどうか。それだけ。

みんな正しいから。

 

 

良くも悪くも、耳が良すぎると言われてしまう柴田淳なんですが、

昨日も、ボーカルの音がおかしいことに気付き、あれ?なんか曇ってるかも、、、

と言えば、中林さんから「あ、、、ほんとだ、よくわかりましたねー。」

と言われてしまい、これは褒め言葉でもあるのですが、

いつも思うのは、度が過ぎるのもどうなのと思ってしまいます。自分でね。

 

プロデューサーと意見が分かれたとき、

その会話を聞きながら、頭の中で既に中林氏は仕事をしています。

そしてパッと卓に戻り、背中の後ろで何やらちょこちょこしていて、

聞いて下さい!と聴くと、みんな満足出来る音に変わってるんです。

もちろん、中林氏も納得の音です。

 

私がこうして欲しいと言っても、エンジニアとしておかしかったら、

おかしいと言って欲しいのです。

その辺はエンジニアの方が絶対的に正しいからです。だってプロだもん。

 

でも素晴らしいのは、みんなが納得した音に出来ると言う事。

「なにやったかわからないけど、これでいいですよね!」

「うん、なにやったか知らないけど、これでいい!」

 

なにをやったんですか?と聞いても、

「それを言葉にするのはちょっと出来ません。」

と言われて爆笑したり。

 

とにもかくにも、みんな自分の名前にプライドを持ったプロです。

そこには言い訳が存在しません。

つまり自信作でない限り発表しません。

なので、是非、サウンド面にも意識して聴いてもらえたらと思います。

 

今回の、エンジニア集団、本当に質が凄いっす。

エンジニア、セカンドエンジニア、アシスタント、、、、、

プロデューサー羽毛田氏が大絶賛しておりました。

うんうん、わたしもーーー♪