奇跡だった1ヶ月。

お元気ですか?お久しぶりです。

 

前回の日記の私が羨ましい。

一晩泣き明かした私に、あなた、とてもラッキーだったのよ!

って今言いたい。

今とても絶望的です。

いや、絶望的な場所からも、もう色んなものを諦めて、

醜い自分を既に受け入れている自分がいます。

 

 

というのは、嬉しいと体全体で暴れ出してしまう飼い犬、

ダルメシアンのメグに、

ドッグランで遠くから名前を呼ぶ私に駆け寄り、思いっきり頭突きをされ、

前歯に当たり、

あっけなく接着面が外れてしまったのです。

 

18時過ぎ。

きれいに接着してくださった歯医者に急いで車で向かいました。

車を降り走って路地に入り、病院へ。

19時3分到着。

目の前でシャッターを閉める院長と会え、

お願いです!また折れてしまったんです!つけてくれませんか?

と息を切らして、前歯を見せ、懇願。

しかし、断られてしまいました。

 

20時までやっている病院を紹介しましょうかと言われましたが、

あんなにきれいに接着してくれるとは限らない。

歯医者さんは本当に腐るほどあって、腕は本当に受けてみないとわからない。

 

 

歯は一回削られたら一生そのまま。

歯は一回神経を抜いたら一生そのまま。

再生の効かない歯を預けるのは、本当に慎重になります。

 

 

明日の朝までこのままで良いか、聞けば良かったが、

ダメだと思った瞬間、どうしようとパニックに。

 

わかりました・・・。

とがっくり肩を落とし車で家に戻り、

近くに真新しく出来た歯医者に飛び込むことにしました。

そこは以前、私が大絶賛していた定食屋でした。

賭けました。

結果、最悪のヤブ医者でした。

 

まさに素人。

 

きれいに付いていた歯は、完全に取れていた訳ではなく、元の位置に戻せば、

また折れているとはわからないほど、隙間無く完璧な断片の一致で、

線にはならないでいました。

同じように接着してくれればよかっただけのものでした。

勿論前回の接着剤の上に新たに接着剤を乗せて行くので、

前回と同等の美しさは期待出来ない覚悟はしていました。

けれども、まだ殆ど同じに戻るレベルだと思っていました。

だから、このまま削ることなく、そのままつけてくださいとお願いしました。

 

 

はい、出来ました!

 

と鏡を見せてもらったら、素人の工作か!というほど、

前歯なのに、歯の表面にギトギトにざらざらに接着剤が広がり、

断面はちゃんと付いておらず、ズレており、

ニコッとしたら完全に折れて、新たに下手に付け直したとわかるような歯になりました。

歯をずっと見てると、歯の表面が乾くと同時に割れ目から接着剤が白く浮き上がります。

これで出来たと言える神経にびっくりしました。

 

涙も出ませんでした。

このような状況を本当の絶望と言うんだと思いました。

 

こんなんじゃなかったんですけど…

いや、最初からこんなんでしたよ(イラッ)もう一度折れたんですから、破片は散らばってるでしょうし。

いや、折れたんじゃなくて一部はがれただけなんで…欠けてもいませんし…、

ずっとぴったりくっつけてここに来たんですが…。

 

と、酷い出来にずっと鏡を見ていたら、

鏡見過ぎですよ(怒)

いや、ちょっとあまりにもガタガタなんで…

じゃあ表面をゴムで研磨しますか?裏はどうですか?

大丈夫…って(どこも大丈夫じゃねーよ!)

 

ウィーン(表面の接着剤を取る)

 

どうですか?

どうって、、、(表面の接着剤を取るのは当たり前だろ!)ざらざらは取れましたけど(ズレてる…。)、あの、後ろのざらざらは…?

だからさっき後ろはどうか聞いたんですよ(怒)

 

もう怒りも起きない。

さっさと帰って、明日、目の前の患者を残して帰られた悔しさはあっても、腕は確かなものの歯医者に行こう。

 

 

開業したばかりで、まだ助手も雇っていないようで、会計も本人が。

雇う前にこんな素人すぐ潰れると思いました。

 

ちょっと鈍痛あるなら神経が近いから抜いちゃった方が良いですよ。(出た!すぐ神経を抜く歯科医。)

普通、取れた歯は使いませんよ。

これが普通ですよ。むしろその先生が親切すぎると言うか…変わった先生。プッ。

 

そんなことをずっと話しながら会計。

そうですか、そうですか。と何も反応しなかった。

 

素人同然の腕と、

きっと恵まれてるだけの環境で、一番大事で必要なものを学び忘れて育ったんだろうと、バカにしたくなるほどの最低な人間性。

実力と設備のギャップに驚きでした。

 

院内はジブリの音楽が流れ、時計は定時になるとジブリのテーマソングがオルゴールで流れ、ジブリのキャラクターが踊り出す鳩時計ならぬトトロ時計。

子供用に無料がちゃぽんが用意され、子供しか入れない一畳ほどの小さなおうちがフロアに立派に設計されていた。

覗くと小さなキッチンが作られており、絵本が並び、奥にはジブリの映画が上映されていた。

 

 

子供を取り込む戦略か。

こんな素人、すぐ終わるわ。

街にはコンビニよりも歯医者が溢れている。

病院が汚くたって、腕が良ければ必ずかかりつけになる。

 

先ほども言ったけれど、歯は再生が効かない。

このように、失敗したらそれまでなんだ。

だから、不親切であろうと、腕が良いなら、やはり最初の歯科医に戻ろうと思うのです。

その人と友達になるわけでも結婚する訳でもない。

一本しか無い歯を守る為なら、そのくらい我慢するってもんです。

店内の美しさに騙されるほどの問題じゃないんだ。

 

でも、このジブリを全面に利用した素人歯科医は、

腕もダメなら人間もダメ。

間違いが許されない貴重な財産をいじる資格を与えるならば、

こんな風に被害者が出ないように、

もっともっと基準を厳しくして欲しいものだと思いました。

 

やってもらった患者が納得していないなら、

納得するまでカウンセリングをしたり、

なんとか笑顔に戻るように最善の努力をしたりするものじゃないのかと、

とにかく自分のやったことの言い訳でもするような始末。

 

お話しにならない相手なので、不運として、家に帰りました。

 

神経はそのまま、依然、保って生きています。それだけでも幸いだと思うようにしています。

 

 

 

 

ファンの方が紹介してくれた、「エド日本橋歯科」。

あまりにも凄いHPに、前回折れた時にもの凄く勇気を頂き、救われたものでした。

とにかく凄い。

前歯を折った場合の治療が何パターンも紹介されており、

折れた破片をお持ちの方はこちら、、、と、まさに私と同じ場合の治療も書いてありました。

しかも顕微鏡を使いながら接着するので、精密に接着出来ます、とも。

 

また、私は神経に達していませんでしが、接していた場合、世の中の歯科医の殆どは神経を抜くでしょう。

しかしエド日本橋歯科は、神経に達していたとしても消毒のみで再び接着し、

その後神経が炎症を起こすこと無く、無事に再生に成功したと書いてありました。

必ずしも、みんな成功するとは限らない。

しかし、炎症してやはり無理だとわかってから抜くのでも決して遅くはない。

神経を抜くというのは、命を抜くのと同じ。それを軽視している歯科医の本当に多いこと多いこと。

 

可能性があるかぎり、ギリギリまでその可能性に賭けてみる。

そんな歯科医が良い先生だと私は思います。

まだまだやりようがあるのに、健康な歯を簡単に神経を抜こうとする歯科医が本当に多い。

その場合、私は一旦考えます、と帰りますね。

 
 
 
というわけで、前回の私がいかに幸せだったか。
今痛感しております。
そしてこの一ヶ月、その割れ目は何故か殆ど消え去り、よって心の傷も癒え、
折れたことをすっかり忘れてしまったかのような平穏な日々が、奇跡だったことを、
今、実感しています。
 
ニコッと笑えば、ヒビが入った前歯がキラリ。いびつになった前歯がキラリ。
いつかは差し歯になるしかもう道はないと、覚悟を決めなきゃいけなくなりました。
 
 
今後、同じように剥がれる形で外れたとしても、
あの素人歯科医の接着剤が目立つタイプだったようで、
再び接着するには、変に積もった接着剤を剥がさなければ断片は接着剤が積もる一方になる。
接着剤を剥がすにも、削るという形しか取れない。
 
そして、今の状態がどうしても耐えられなくて無理矢理外すとなったら、
外す為に結局どこかを削らなくてはならない。
 
前回きれいに接着し、線が消えたのは完璧な凸凹だったからであって、
それが一致しなくなれば、隙間は絶対に出来てしまう。
削りたくはない。
今回歯を折ってから、一度も削った場面は無い。出番があったのは接着剤だけだ。
 
今より更に悪くなる可能性が考えられる。
今より良くなる可能性はそれより低い。
そう思ったら、とりあえず今の状態が最良なのは間違いないと思いました。
 
受け入れるしかありませんでした。
 
 
幸いにもそれでも半分歯は生きており、神経もダメージなく現在も健康を保っています。
神経が無い歯よりずっと長期保有が可能です。どんな容姿であれ。
神経を抜かないまま歯を少し形を整え、セラミックで全体を被せる方法もあるみたいです。
生きてる部分を被せる為に削り整形をすることに抵抗があるので、
この先どうするかはわかりませんが、
神経があるということは、とても良いことなんだ、ラッキーなんだって、
思うようにして、今前向きになろうと頑張っています。。
 
 
 
少なくとも、最初に折った時に強くなりましたね。
だから、こんな悔しい事態にも耐えられる自分で居られるんでしょう。
 
一晩泣きはしませんでしたが、何度見ても酷い割れ目に、ため息は止まりませんでした。
 
私の体験を読み、大いに自分じゃなくて良かったとホッとしてください。
そしてホッ出来た分、私の分まできれいな前歯を大事にして下さい。
良い歯医者を見つけ、歯医者でクリーニングするのを趣味のように習慣づけて、
一本でも多く残した人生にして下さい。
虫歯がなければ、ケアをしてもらうのは苦じゃないはずです。
 
私は前回の時点でそう決めたのですが、
前回の状態が人生で一番最低な状態にしよう。これ以上は絶対に下がらないように今の状態をおばあちゃんになるまで保ってやろう!と、決めてたのですが、
たった一ヶ月で、それを遥かに下回る最低なところまで落ちてしまいました。
 
今は歯を見ると落ち込むので、しばらく歯科医にはお世話になりたくないと、
気力が失せてしまっていますが、
歯がきれいにある皆さん、どうか私の分まで大事になさってください。
 
 
 
メグには、一切怒っていないのに、うちの犬は言葉がわかる不思議な子達で、
そっとごめんねってそばに寄ってきました。
いいよ、とはその時は言えませんでしたが、今までより言うことを聞くようになりました。
 
メグの暴れる癖のせいでもあったので、調教不足でもあり、よりしつけに対し考えるようになりました。
こんなダルメシアン見たことがない、と言われるほど、人間が好きなダルメシアン。
大型犬なのに、抱っこしないといけない甘える子。
基本は良い子なんですが、嬉しくなると喜びが抑えられなくて…。
 
 
どんどん醜くなって行くわたくし。
それでも今日も生きています。