お腹を壊す

久々に爆弾級のお腹を昨夜、壊しました。

何が原因なのかと考えると、
薬治療の過程による身体のサイクルの変化と、
出された缶詰めのコーンポタージュを飲んだからかと。

絶対消費期限切れてたヤツだったんだと思う。
たまに柴田家には無頓着な人がやらかす。
だけど、お腹を壊したのは私だけ。
となると、そんな柴田家に訴えても説得力は無いわけで…。

柴田家の人間は免疫力が、抵抗力が強すぎる。


頂いた果物が腐りそうだったので、毎日果物を食卓に出した。
糖尿病をかじっている父は、
俺甘いものダメなんだよな、あんまり。これで食べ納めかな。
と、ようやく果物を全部消費出来てそう言った。

茶箪笥には、その日買ってきたまんじゅうやら和菓子がどっさり追加されていた。

何が食べ納めだ。


本当に柴田家の人間は、言ってることとやってることが違う。



そして私は、アトリエに戻る為深夜家を出た。
寒いのでたくさん着込み、タイツを履いて毛糸のパンツも履いて、足元から車内を暖めた。
震えることはなかった。
だが、コートだけは着ずに助手席に。

やがて、運転中に猛烈な腹痛に見舞われた。
ラマーズ法なんて意味ないのはわかっていたが、
焼き鳥にされる鶏肉の気持ちがわかった気がするほどの突き上げる痛みと、
車内が曇るほどの汗に塗れた。

痛みでアクセルを踏まない様に、常にブレーキに足を添え、
とにかく急いでゴールへ向かった。

車庫入れが地獄だった。
エレベーターのノロさが試練だった。
廊下の長さが悪夢だった。

悶絶しながら、終わりを待った。

冷えから来たのなら…と、そのあとはかなりの長い時間、湯船に浸かって体を温めた。


昨日はただでさえ、腸がすこぶる元気で、何か繊維質食べたかなと思うほどだった。
だが、その夜は地獄だった。


沢山水分補給をしたが、空っぽになったお腹はえぐれており、
今度は胃にガスでも発生したのか、膨らんできた。
何か食べたくなって、ビスケットなどを口に入れた。


夜が明けて、まだお腹がおかしい。

健やかな身体って、本当に素晴らしいんだなと、
お腹を壊しただけで痛感する。

皆さんもお気をつけて。